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1996-03-25 ArtNo.5441
◆＜印尼＞大統領、経済自由化政策の継続確認
【ジャカルタ】スハルト大統領は22日、引き続き経済の自由化、官僚的行政手続きの簡素化を実行、競争力の強化と効率の改善を図ることを内外に宣言した。
スハルト大統領はこの日催された貿易省と産業省の合併記念式典の席上、以上の談話を発表したが、政府が先月一連の国内産業保護措置を発表して以来、大統領が経済／産業問題についてその姿勢を明かにしたのは初めてのこと。アナリストらはこれらの規制措置が発表されて以来、インドネシア政府の経済自由化公約に懐疑を表明していた。大統領は非石油産品輸出の成長率が鈍化し、消費財を中心とする輸入が急増する中で、輸出促進と同時に輸入を制限することが等しく重要な課題となっているが、政府は規制措置を通じてではなく、政策や総合的方式により、その目的達成を図ると語った。また国際的な貿易網を拡大する上で必要なら国営貿易会社と民間及び国際企業との提携も促すと言う。(ST,BT,LZ:3/23)
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