1996-03-23 ArtNo.5427
◆<越>シンガポール・グループに各種車両製造/バス運行免許
【ハノイ】シンガポール投資家のコンソーシアム、シンバス・エンジニアリングと現地パートナー、トランシメクスの70:30の合弁会社ベトシン・オートモーティブ・エンジニアリング・コーポレーションはベトナム政府から各種車両の製造とホーチミン市におけるバス/タクシーの運行サービスを認められた。
ベトナム政府が内外資合弁会社に各種の自動車の製造免許を与えるのは初めてのこと。ベトシンは臨時工場で直ちにバスの製造に着手するとともに、ソンベに独自の工場を建設する。年内に500台、来年は1500台、2000年までに少なくとも2000台、最大1万台のバスをベトナム政府に納入する計画だ。
バス運行サービスに関しては当面300台のバスを輸入、内200台をホーチミン市内の運行に供し、100台は他都市間の運行に用いる。他都市との間のバス運行は赤字が見込まれるため、ベトナム政府はこの種のサービスを手掛けるバス会社にタクシーの運行による損失の補填を認めている。同社はこのため200台のタクシーを日本及びマレーシアから輸入する計画と言う。(BT,LZ:3/22)
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