1996-03-23 ArtNo.5419
◆<星>都市再開発局土地入札、業界の自信回復反映
【シンガポール】都市再開発局(URA)が募集した今年2回目の宅地入札には大手不動産会社が大挙参加、入札価格も現実的水準となった。
URAが21日発表したところによれば、ガーリック・アベニュー、ロロン・オンライ、マリーマウント・ロードの各1区画と、イーストウッド・パークの2区画、合計5区画(いずれも99年地権)には、それぞれ5~14社が入札、各区画の上位3社の1平方フィート当たり入札価格は100Sドル台から300Sドル台だった。ガーリック・アベニューの区画には新参のシングバス・ランドが第2位のピデムコ・ランドの290Sドルを80%も上回る535Sドルの一番札を入れたが、これは同社の不慣れによるものと見られる。複数の不動産コンサルタントは、今回の入札には不動産市場に対する大手不動産会社の自信回復が反映されていると評している。(ST,BT,LZ:3/22)
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