1996-03-22 ArtNo.5404
◆<馬>ファイバーレール、光ファイバー幹線サービス提供
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhd(TMB)とマラヤ鉄道(KTM Bhd)が60:40の出資率で設立した、払込資本1400万Mドルの合弁会社ファイバーレールSdn Bhdが20日正式オープンした。
ファイバーレール会長を兼ねるTMBのモハド・ラシュダン・ババ会長によると、KTMの鉄道網に沿った光ファイバー・ケーブルの敷設、管理、保守を手掛ける合弁会社は1993年3月に設立された。南北光ファイバー・プロジェクトは94年8月にスタートし、95年7月に全面稼働した。東部光ファイバー・ケーブル網も今年8月には試験稼働する。これに伴いネットワークの総延長は1600キロに及び、投資額は2億Mドルに達する。ファイバーレールは既にTMB、セルラ・コミュニケーション・ネットワークBhd(セルコム)、ムティアラ・テレコミュニケーションズ・ネットワークBhdとサービス契約を結んでおり、最終的に国内の全てのテレコム企業にバックボーン・サービスを提供、多国籍企業等の需要にも応じる。最も需要の高いサービスには光ファーバー・ケーブルの賃貸、広帯域サービス、リース回線、通信施設据えつけスペースの賃貸等が含まれると言う。(NST,MBT,STAR,BT:3/21)
|