1996-03-22 ArtNo.5401
◆<星>シーゲート/コナー合併に伴う納入業者への影響は軽微
【シンガポール】シーゲートとコナーの合併に伴う地元の上場部品メーカーに対する影響はそれほど大きくなさそうだ。
シーゲート・データ記憶製品グループのロン・バードーン副社長は20日、長期的な納入業者の整理の可能性は否定しなかったものの、コナー吸収にともなう部品納入業者の切り捨ては当面ないと語った。同氏は1996年アジア・コンピュータ・ストーリッジ・コンファレンスの会場で取材陣の質問に答え、「我が社は既存のサプライヤー全てと全ての協力関係を必要としている」と語った。シーゲートとコナーのシンガポール国内の納入業者にはURACOホールディングズ、カムメカトロニク、ベンチャー・マニュファクチャリング、アムテク・エンジニアリング、セクサン・プレシジョン・エンジニアリング、ゴールドトロン、Tri-Mテクノロジーズなどが含まれるが、バードーン氏は「シーゲートとコナーのサプライヤーはほとんどオーバーラップしておらず、いずれか一方が合併後のシーゲートの全ての需要に応じることはできない」と指摘した。(BT:3/21)
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