SEAnews 1996-03-21 ArtNo.5396

【クアラルンプル】マレーシアン・サウス・サウス・コーポレーションBhd(ﾏｽｺｰﾌﾟ)は目下開発中のダナン・エクスポート・プロセッシング・ゾーン(EPZ)を工業パークに転換する可能性を検討している。
マスコープと世銀傘下のＭｉｇａ(ﾏﾙﾁﾚｰｼｬﾙ･ｲﾝﾍﾞｽﾄﾒﾝﾄ･ｷﾞｬﾗﾝﾃｨｰ･ｴｰｼﾞｪﾝｼｰ)が19日共催した“アジアからの投資／貿易／金融戦略”と題するセミナーでマスコープのアズマン・ハシム会長が語ったところによれば、同社とクアン・ナム・ダナン・エクスポート・プロセッシング・ゾーン・デベロプメント・コーポレーションの合弁に成るＥＰＺ－Ｍａｓｓｄａジョイント・ベンチャー・コーポレーションは目下68ｈａの土地をＥＰＺとして開発しているが、輸出品の加工を計画するものだけでなく、更に多くの企業の利用に供する可能性を検討している。これまでに韓国、香港。シンガポール等の企業から問い合わせが寄せられたが、現在までに入居を決めたのはロウソク・メーカーと家具メーカー2社のみと言う。(NST:3/20)