1996-03-20 ArtNo.5382
◆<越>コンソーシアム、US$10億投じ経済特別区開発
【ハノイ】国際コンソーシアムとベトナム対外経済関係省ハイフォン事務所は先月29日合弁契約に調印、総コスト10億米ドル余のザ・ディン・ブ・エコノミック・ゾーン(DVEZ)開発計画に着手した。
同プロジェクトでは、ハイフォン港から7キロの1324haの土地に港湾、工・商業/住宅区等が開発され、また道路と鉄道によりハイフォン港とリンクされる。国際コンソーシアムは3パーティーから成り、最近アジア・インフラストラクチャー・ファンドを創設した米国保険機関のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)がリード役を務めている。第2のパーティーはタイの不動産開発会社バン・チャン・グループ、タイの電力会社スリU-Thong、AIG子会社のアメリカン・インターンショナル・アシュランス(AIA)から成るザ・アジア・インフラストラクチャー・デベロプメント(AID)で、第3のパーティーはベルギーの政府・民間企業の合弁会社インターナショナル・ポート・エンジニアリング・アンド・マネージメントNV。AID幹部によると、出資率は未定だが、ベトナム側が30%、残りの70%を国際コンソーシアム・メンバー3者が均分することになる見通しだ。第1期工事では1999年の完工を目処に1億8000万が投じられ、ディン・ブ港は同時点で年間少なくとも70万トンの貨物処理能力を備え、ハイフォン港に肩を並べると言う。(BT:3/19)
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