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1996-03-20 ArtNo.5372
◆<星>コンクリート価格、過去10年来の最高に
【シンガポール】セメント、砂、砕石等の値上がりでコンクリート価格が過去10年来の最高を記録、建設請負業者を困惑させている。
コンクリート価格は昨年10月の1立米当たり90-100Sドルから110-115Sドルに、過去5カ月間だけで15%値上がりした。セメント価格は同期間に5%値上がり、袋詰めトン当たり150-155Sドル、バルク137Sドルとなっている。砕石は6カ月前のトン当たり17.50Sドルから22-23Sドルに、砂も昨年末のトン当たり14.50Sドルから15.50Sドルに、それぞれ値上がりした。建設請負業者ネオ・コーポレーション幹部によると、これに伴い建設コストは1%ほど上昇したが、例えば4000万Sドルの契約なら、その額は40万Sドルに及び、請負業者の利益を浸食している。今年1月末から2月初旬にはセメント不足も生じ、事態を一層深刻化させたが、建設請負業者は一時的な供給不足は主要な問題ではなく、頻繁な値上がりが問題と語る。これは、一般に当地における建設契約に価格変動条項が含まれていないためと言う。しかしサプライヤー側のレディー・ミクス・コンクリート協会幹部はこれに対して固定価格による取引はそれ自身の利益に影響を及ぼし、リスクが大き過ぎると語った。一方、セメント・メーカーによると、原料のクリンカーは日本における減産で、昨年通年で12-15%上昇、現在のトン当たり50ー55米ドルは1975年以来最高のものと言う。
ちなみに昨年の生コンクリート消費量は830万立米、セメントのそれは430万トンに達した。セメント消費量の内約270万トンがコンクリート製造用で、残りは左官作業用。建設コストの凡そ10%がコンクリート、4.5%がセメントで占められていると言う。(BT:3/19)
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