1996-03-20 ArtNo.5369
◆<星>シーゲート、コナー買収に伴い業務/製品を集約化
【シンガポール】ディスク・ドライブ・メーカーのシーゲートはコナー・パリファラルズの吸収合併手続きの完了に伴い、ディストリビューター・ネットワークや製品構成、場合によってはサプライヤー・ネットワークも再編する方針だ。
シーゲートのジョーアル・ステッド副社長(アジア太平洋地域販売・市場開拓担当)が18日語ったところによれば、現在シーゲートとコナーはアジア太平洋地域に60社余りのディストリビューターを擁するが、向こう数週間に約45社に削減、シンガポールのディストリビューター(シーゲート:CMS/テク・パシフィック/パワーマティック・データ・システムズ/豊田通商。コナー:Corexテクノロジーズ(IPCコープ子会社)/Redington等合計8社)も対象とされる。また2社の合併に伴い例えば1~4GB(ギガ・バイト)等の製品に重複が生じたことから、製品構成の合理化も図られる。しかしコナー製品のみを切り捨てるようなことはなく、コスト/品質/製造能力等の要因を配慮した上で合理化が進められる。例えば1.2GB製品に関してはコナー製品の製造が継続される。
サプライヤーについては、削減しないとは言えないが、これらの者の生存に影響を及ぼすことは望まず、また現状では依然として現在の製造能力を維持する必要があると言う。(ST,BT:3/19)
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