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1996-03-19　ArtNo.5359

【クアラルンプル】カワサキ・サンロックは250ＣＣ以上のスーパーバイクをマレーシアで製造する計画だ。
小森重役(GM)がスラゴール州スガンブに設けられたショー・ルームの開所式後語ったところによると、スーパーバイクの製造は同社がマレーシアのような小さくて競争も激しい市場に足場を確保するためには必要な措置で、目下製造すべきモデルや部品の地元調達の可能性等を検討している。いずれにしても1000ＣＣ以下のクラスになる見通しだが、部品をマレーシアで製造すれば、バイクの値段を50％以上引き下げることができる。同社バイクのマレーシアにおける市場シェアは往時の60％から40％に下降している。同社はこれまで日本と米国でのみスーパーバイクの製造を手掛けてきたが、マレーシアでは昨年から250ＣＣのカワサキ・エリミネーターの製造に着手していると言う。(MBT:3/18)

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