SEAnews 1996-03-18 ArtNo.5344

【ジャカルタ】インドネシアは15日、ブルネイ、マレーシア、フィリピン、シンガポールとの間で組織された3つの共同経済開発促進地域、いわゆる成長地域に新たに13省を加えると発表した。
ハルタルト生産性・流通問題担当調整相がスハルト大統領の発言を引用して語ったところによると、最近南スマトラ省／北スマトラ省／アチェ省が追加されたインドネシア／マレーシア／タイ成長の三角地帯にはリアウ省が、目下西スマトラ省とリアウ省が含まれているインドネシア／マレーシア／シンガポール成長の三角地帯にはジャンビ、南スマトラ、西カリマンタンの各省が、ブルネイ／インドネシア／マレーシア／フィリピン成長の三角地帯には中部カリマンタン、南カリマンタン、中部スラウェシ、東南スラウェシ、南スラウェシ、マルク、イリアンジャヤの各省が、それぞれ加えられる。成長地域の拡大は2003年のＡＳＥＡＮ自由貿易地域(AFTA)実現に向けての布石と言う。(LZ:3/16)