1996-03-16 ArtNo.5329
◆<馬>全国の学校のPC台数を学生13人に1台の割に拡大
【クアラルンプル】マレーシア政府は第7次5カ年計画の下、学生13人に1台の比率で全国の学校にパーソナル・コンピュータ(PC)を装備する計画だ。
ナジブ教育相によると、この種のPCは地元メーカーにより低価格で供給されるべきで、教育省は適当な価格でPCを製造供給できる納入業者を選考する。マレーシアは世界をリードするマイクロチップ生産国のため、目標は実現できるはずと言う。必修科目のコンピューター基礎コースは中学1、2、3年時に、選択科目のコンピューター研修コースは中学4、5年時(高校)に設けられる。また将来はPMR(初級中学テスト)、SPM(中卒テスト:シンガポールのGCE‘O’レベルに相当)試験にもコンピューター科目が導入される。コンピューター支援教育システムは数学、マレー語、英語の指導にも有効なため、準備ができ次第小学校にもPCが導入される。現在全国の中学14校(各州1校)がローカル・エリア・ネットワークを装備しているが、この日、これら14校はテレコム・マレーシアが380万Mドルを投じて構築したネットワークにより教育省のテクノロジー教育部とリンクされた。(ST:3/15)
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