1995-02-16 ArtNo.532
◆<星>データクラフト、アジアにおけるプレゼンス拡大
【シンガポール】シンガポール証取(SES)上場を準備中のデータ通信専門会社データクラフト・アジアは、今年はアジア市場におけるプレゼンスを一層拡大する計画だ。
デス・アルソープ重役(CEO)によると、同社は韓国とインドネシアにそれぞれ初の事務所を開設、また福建省福州市には中国市場4番目のオフィスを設け、工場設置も予定している。韓国については、セールス・オフィス、もしくは現地企業との合弁会社を設立、150万~400万米ドルの投資を準備している。インドネシア・オフィスは販売と顧客サポートを行う。これにより同社はアジア9カ国に直接足場を確保することになる。中国には現在、広州、北京、上海に事務所が設けられている。当初、昨年11月のSES上場を予定していたが、域内の証券市場の低迷で、延期され、その後新たな日程は決まっていないと言う。(BT:2/15)
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