1996-03-16 ArtNo.5319
◆<星>上級相の冠状動脈拡張手術成功裏に完了
【シンガポール】リー・クアンユー上級相は15日午前11時30分にゼネラル・ホスピタルに入院、2度目の冠状動脈拡張手術を受けたが、併発症は生じておらず、良好な状態にある。
総理府が15日発表したところによれば、米国スクリップス・クリニックのリチャード・シャツィ氏が執刀、地元の専門医3人が立ち会った。シャツィ氏は、同僚と共同開発したPalmaz-Shatz stent方式により手術を行ったが、同方式はステンレス・スチール・コイルから成るステントを挿入し、血管の収縮部を押し広げるもの。手術後、集中看護室に収容されたリー氏は、午後6時には自身の報道担当官に電話で業務スケジュールを指示するほどで、同指示を受けた担当官によると電話の応対は全く普段と変わりなかったと言う。(ST,BT,LZ:3/16)
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