1996-03-15 ArtNo.5311
◆<馬>ミモス、インターネット接続サービス提供者と初会合
【クアアラルンプル】Jaringアクセス・サービス・プロバイダー(JASP)として承認されたと見られる8社の代表が12日、マレーシア・マイクロ・エレクトロニク・システムズ研究所(ミモス)と初会合した。
これら8社とは、ニュー・ストレート・タイムズ・プレス、ウトゥサン・マラユ、MRCBテレコミュニケーション、サプラ・ホールディング、タイム・テレコミュニケーションズ、テレコム・マレーシア、ビナリアン、東マレーシアJASPコンソーシアムで、ミモスが1カ月ほど前に大蔵省に提出したJASP候補者100社余りのリストから選ばれたもの。JASPはミモスがマレーシアのインターネット・ゲートウェイ“Jaring(Joint Advanced Research Integrated Networking)”システムを運営するのを支援する。この日の会議はミモスのモハド・アズマン・シャリファディン所長により主宰され、8社の代表21人が出席した。これら8社がJASPとしての最終認可を得たか否かは不明だが、ミモスは向こう1カ月ほどの間に各社代表との個別会議を催し、JASPの協力体制や各社の役割、料金の標準化等を協議するものと見られる。また業界筋はJASPは決してこれら8社に限定されるものではないと見ている。ミモスはマレーシアにおけるインターネット・アクセス・サービスを認められたソール・プロバイダーだが、JASPの指名により、末端ユーザーへのサービスから開放され、インターネットのバックボーン構築に専心できると言う。(コンピュータイムズ:3/14)
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