1996-03-13 ArtNo.5284
◆<馬>トランス・アジア鉄道計画推進で内閣専門委設置
【クアラルンプル】マレーシア政府はシンガポールと中国の昆明を結ぶトランス・アジア鉄道プロジェクトを進めるためラフィダ通産相を長とする専門委員会を設置した。
リン・リョンシク運輸相が南洋商報に語ったところによると、シンガポールからマレーシアのクアラルンプル、タイのバンコク/チアンマイ、ミャンマーのラングーン、カンボジアのポイペット/シソポン/プノンペン、ベトナムのホーチミン/ハノイを経て昆明に至る路線の内、カンボジア領内のポイペット/シソポン間とプノンペン/ホーチミン間の2部分を除き鉄道軌道が既に敷かれている。ポイペット/シソポン間は48キロで、プノンペン/ホーチミン間については240キロと420キロの2ルートが検討されている。しかしポイペット/シソポン間はクメール・ルージュのゲリラ活動地域に当たるため、プノンペン/ホーチミン間が先に建設される。また同事業は決して高速電化鉄道計画ではなく、通常のものと言う。(LZ:3/12)
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