1996-03-13 ArtNo.5283
◆<馬>被雇用者積立基金、プルワジャにM$6億借款供与
【クアラルンプル】被雇用者積立基金(EPF)は国営製鉄会社プルワジャ・スチールSdn Bhdへの6億Mドルの借款供与を認めた。
消息筋によれば、同資金はグルンの圧延工場の拡張資金に充当される。しかし借款契約の詳細はこれから詰められるため、契約調印は2、3カ月後になる見通しだ。EPFは80年代末期にもプルワジャに1億Mドルの借款を供与している。第1次借款と第2次借款はそれぞれ銀行と政府が保証を提供しているため、リスクはない。EPFとしては保証のない融資は提供しない方針と言う。プルワジャは95年3月末締め年度に3億7654万Mドルの税引き前損失を計上しており、こうした赤字にはグルンの圧延工場を含む拡張プロジェクトも影響していると言われる。(LZ:2/12)
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