1996-03-13 ArtNo.5281
◆<馬>クリム・ハイテク・パーク、支援産業誘致に拍車
【クリム】クリム・テクノロジー・パーク・コープSdn Bhd(KTPC)はクリム・ハイ・テクノロジー・パーク(KHIP)を、独自の支援産業を有する総合的なハイテク・パークとするため、新たに450haの土地をハイテク中小企業用に追加した。
KTPCのアハマド・シュクリ・タジュディン営業担当取締役によると、KHIPは元々1450haの区画を支援産業用に準備しており、マハティール首相が来週月曜に主宰する開所式では、様々な中小企業が関係契約に調印する。KTPCはまた通信施設等、ハイテク産業が必要とする支援インフラに関しても総合的な研究を進めている。工業廃棄物、有毒廃棄物の貯蔵施設は7月までに完成する予定で、それまでの間はヌサントラ・ビナSdn Bhdが臨時貯蔵施設を提供する。米国のシリコン・バリーをモデルにしたKHIPは、5~7年で完成、10万人以上に就業機会を提供する。クダ州政府はユニバシティ・サインス・マレーシアに1500万Mドルを投じ総合的な製造業ラボ、CAD/CAM施設、コンピューター・ルーム、通信センター、ビデオ・テレコンファランス・ルーム、講堂等の施設を備えた情報技術(IT)センターの開設を委託しており、同センターはマレーシアにIT時代をもたらす跳躍台になるものと期待されている。(STAR:3/12)
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