1995-02-15 ArtNo.528
◆<比>ボニファシオ再開発落札チーム、196億ペソ完納
【マニラ】フィリピンにおける史上最大の不動産開発事業とされるフォート・ボニファシオ再開発プロジェクトを落札したメトロ・パシフィック・コーポレーション(MPC)に率いられるコンソーシアムは13日、落札価格の半額に相当する195億7000万ペソ(S$12.2億)のダウンペイメント及び残りの半額の銀行保証をラモス大統領の臨席の下、基地再開発局(BCDA)に手渡した。
この日MPCを初めとするコンソーシアム・メンバーの株価は一様に値を下げたが、アナリストは投資家の懐疑が反映されたものと分析している。DBS証券のアナリストは一部のコンソーシアム・メンバーはダウンペイメントの支払い期限を満たすために持ち株のディリューションを余儀なくされたと指摘する。政府企業理事会(OGCC)スポークスマンはマスコミの質問に対して銀行保証は合法なものと明言したが、BCDAのビクター・リム会長はST紙に「その実OGCCは銀行保証を実際に目にしていない」と語った。(ST,BT,LZ:2/14)
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