1996-03-13 ArtNo.5275
◆<星>ピデムコ、今年は住宅プロジェクト4件に着手
【シンガポール】政府系ピデムコ・ランドは年内に4件の住宅プロジェクトに着手、地元住宅不動産市場におけるプレゼンスを強化する。これらはパシル・リスとジュロン・イーストのエグゼクティブ・コンドミニアムの開発とブキ・バトの99年地権付き土地及びヒルビュー・アベニューの永久地権付き土地におけるプロジェクト。
ピデムコは1994年末にセント・アンズ・ウッドのプロジェクトで住宅開発市場にデビュー、その後ブキ・ビュー、95年末にノースベール及びパーク・ビスタのプロジェクトに着手していた。今年第3乃至第4四半期に売り出されるブキ・バト・イースト・アベニュー3のプロジェクトはセント・アンズ・ウッドに続く、同社としては2件目の土地付き住宅の開発となる。テラス・ハウスとセミディ・タッチ約200ユニットが5万平米の土地に建設される。同社は94年に同用地を1億7680万Sドル、1平方フィート当たり329Sドルで落札している。ヒルビュー・アベニューには300ユニットの永久所有権付きコンドミニアムが開発され、今年末に売り出される。ピデムコはキャメル・ペイントとキウィ・ポリッシュ・ファクトリーの工場跡地の3区画を93年と94年に合計約8500万Sドルで買収した。アナリストは、販売可能な35万平方フィートと平方フィート当たり680-700Sドルの予想販売価格から、2億Sドルの売上と60%のマージンが期待できると評している。アナリストによれば、これら一連のプロジェクトにより、ピデムコは証取上場への足場を固めることができると言う。(BT:3/12)
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