1996-03-13 ArtNo.5274
◆<星>チーム、香港地下鉄駅周辺不動産開発で2契約に調印
【シンガポール】シンガポール企業チームが参画する香港地下鉄(MRTC)駅周辺の不動産開発に関わる契約2件が11日調印された。
シンガポール企業5社が75%(ウィン・タイ・ホールディングズ30%/タマセク・ホールディングズ20%/ストレーツ・スチームシップ・ランド10%/シンガポール・ランド15%)、ワールドワイド・インベストメントが15%、ライ・サン・デベロプメントが10%出資するコンソーシアムはこの日、九龍空港鉄道駅周辺の不動産開発事業(HK$77億=S$14億)契約に正式調印した。同コンソーシアムは1.7haの埋め立て地に6棟の住宅施設等を開発するプロジェクトを先月落札していた。シンガポール拠点の企業が過半数の権益を有するコンソーシアムがMTRCプロジェクトを獲得したのは初めてのこと。
他方、シンガポール企業3社が60%(シノ・ランド30%/ケリー・グループ20%/DBSランド10%)、バンク・オブ・チャイナ・グループ・インベストメントが30%、チャイナ・オーバーシーズ・ランド・アンド・インベストメントLtdが10%出資するコンソーシアムはタイコックツイMRTC駅周辺の同様の不動産開発を進めるため、ハンセン・ファイナンス及びチャイナ・デベロプメント・ファイナンスによりアレンジされた57億5000万HKドルの借款契約に調印した。同借款には銀行20行以上が参加している。(ST,LZ:3/12)
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