1996-03-12 ArtNo.5261
◆<星>IT企業33社、ハノーバーCeBITショーに出展
【シンガポール】今月14日から20日までドイツのハノーバーで開催される“1996CeBTトレード・フェア”には貿易開発局(TDB)に率いられるシンガポール企業13社の他に地元IT(情報技術)/通信企業20社も独自参加、少なからぬ企業が会場で新製品を発表する。
TDBが10日発表したところによれば、今年の地元出展者にはクリエイティブ・テクノロジー、IPCコープ、アズテク・システムズ、ゴールドトロン・テレコミュニケーションズ、ORコンピューター・システムが含まれる。オプティカル・ストーリッジは10倍速CD-ROMを、Falcoテクノロジーズはパラレル・ポート・シェアリング装置を、ORコンピューター・システムズは120MB(メガバイト)の大容量フロッピー・ディスクを展示、またソフト企業のシステムズ・エデュケーション・センターとEdnovationはウィリー・ラビット・ゴーズ・グリーン、リターン・トゥー・ジュラシックと称するCD-ROMニュー・タイトルをそれぞれ紹介する。シンガポール企業は昨年は同展示会会場で、前年の5倍の約1億4000万Sドルの潜在的契約を獲得した。CeBITには毎年平均6000社以上が出展、参観者は70万人を数える。シンガポールは昨年、前年比19%増の国産コンピューター・エレクトロニクス/関係周辺機器を輸出したが、内60億Sドル(前年比17%増)が欧州市場に輸出された。(ST,BT,LZ:3/11)
|