SEAnews 1996-03-11 ArtNo.5246

【シンガポール】スンバワン・グループ傘下のリソーシズ・デベロプメント・コーポレーション(RDC)完全子会社のＲＤＣインターナショナル(RDCI)は中国江蘇省南通に中国パートナーと合弁で1億8000万元(S$3300万)を投じ、クリンカー・グラインディング工場を建設する。
ＲＤＣが8日発表したところによれば、1億8000万元の内、1億800万元は合弁パートナーの出資により、残りの7200万元は借り入れで賄われる。合弁会社ホワシン・ナントン・セメント・カンパニーへの各社の出資率はＲＤＣＩが26％(5189万元)、ホワシン・セメントCoが34％、チャイナ・ナンシャン・デベロプメント(ｸﾞﾙｰﾌﾟ)インコーポレーションが25％、ホワンエン・インターナショナル・パワー・デベロプメント・コープが9％、ナントン・ポート・オーソリティーが6％で、合弁期間は45年。南通港から600メートルに位置する6万平米の工場は当初年間70万トンのセメントを製造する。同地は上海から100マイルに位置し、周辺の大都市のセメント需要に応じることができる。
ＲＤＣはインド、マレーシア、ベトナムにおける生コンクリート製造事業も手掛けている。(ST,BT:3/9)