1996-03-11 ArtNo.5244
◆<星>SMC、S$1千万兵站基地、域内に新製造拠点も
【シンガポール】トゥアスに1000万Sドルを投じて設けたロジスティクス・センターを8日、オープンした空気圧機のトップ・メーカーSMCは、ベトナム、インドネシアへの製造拠点建設も準備している。
東証一部上場SMCのピーター・ドラバー取締役(アジア・オセアニア地区会長)によると、シンガポール、マレーシア、インド、オーストラリア、ニュージーランド、タイの製造施設は向こう3年間に1800万Sドルを投じて拡張される。ジャカルタには2haの土地を購入しており、向こう5年間に1000万Sドルを投資する。同社はホーチミン市にも工場用地を買収、ハノイへの工場進出も計画している。SMCニューマティクスにより運営されるトゥアスの3900平米のロジスティクス・センターには今後更に100万Sドルが投じられ、先進的倉庫設備が導入される。日本の空気圧機市場の50%を支配する同社は、東南アジア/オセアニア市場のシェアを現在の32%から5年後には50%に拡大することを目指している。同社売上の70%は日本市場におけるものと言う。(ST:3/9)
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