1995-02-15 ArtNo.521
◆<馬>J州、奨励措置設け重工業振興:首席大臣
【ジョホール・バル】ジョホール州はその工業化を加速する狙いから重工業の振興を計画している。
ムヒンディン・ヤシン首席大臣が13日に催された日立電線の新工場開所式で語ったところによれば、州政府は鉄鋼、石油化学、造船等に関わる重工業の育成を計画しており、この種の投資家を誘致するためより魅力的な奨励措置も研究されていると言う。ジョホール州政府は、台湾国営企業チャイナ・スチールの80億Mドル鉄鋼プロジェクトが挫折した後、中国、香港、シンガポール、マレーシア企業コンソーシアムの60億Mドル鉄鋼事業誘致を図っている。同プロジェクトは800haの土地に年産5000トンのフラット・スチール工場を建設しようというもので、2万人の就業機会創出が見込まれている。州政府はパシル・グダンに隣接したタンジュン・ランサットを重工業区に指定している。同州は昨年180件、総額19億Mドルの製造業プロジェクトを認可、これにより2万5000人分の就業機会が創出される見通しだ。(NST,NS,BT:2/14)
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