1995-02-15 ArtNo.519
◆<星>民間住宅市場、最大20%値下がり:ソロモン証券
【シンガポール】シンガポールの民間住宅市況は既に調整期を迎え、今後最大20%の値下がりが予想される。
米国証券会社ソロモン・ブラザーズは13日、シンガポールの住宅市況に関して以上の見通しを発表した。それによると最大の影響を受けるのは高級住宅地から外れた地域のコンドミニアムで、土地付き住宅も多少影響を被りそうだ。しかし高級住宅地に位置するものについては供給が限られているため、市況軟化の影響はそれほど大きくない。市況の低迷は96年にピークに達するものの、97年には供給量の顕著な減少で、市況の回復が見込めると言う。 同社はまた商業不動産市場には回復の兆しが見えるとし、シティー・ディベロプメント、ストレート・スチームシップ・ランド、ウィンタイ・ホールディングズ、マラヤン・クレジットの4銘柄を好感している。(ST,BT,LZ:2/14)
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