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1996-03-05 ArtNo.5171
◆＜星＞コンパック、書き込み可能ＣＤドライブ付きＰＣ発売
【シンガポール】コンパック・コンピューターは書き込み可能なＣＤ－ＲＯＭドライブをセットにしたホームＰＣ(ﾊﾟｿｺﾝ)を市場に投入する。
新たに発売されるプレサリオＰＣは5226シリーズと9200シリーズから成り、100－150ＭＨｚ(ﾒｶﾞﾍﾙﾂ)のペンティアム・チップを搭載した9200シリーズはＳＯＨＯ(ｽﾓｰﾙ･ｵﾌｨｽ/ﾎｰﾑ･ｵﾌｨｽ)市場をターゲットとしている。米国3Ｍ社製の書き込み可能ＣＤ－ＲＯＭドライブ、133ＭＨｚペンティアム・プロセッサー、1.2ＧＢ(ｷﾞｶﾞ･ﾊﾞｲﾄ)ＨＤＤ(ﾊｰﾄﾞ･ﾃﾞｨｽｸ･ﾄﾞﾗｲﾌﾞ)を装備した9240モデルの公示価格は3375米ドル(S$4793)。ＰＤ技術を応用したＣＤ－ＲＯＭドライブは650ＭＢの記憶容量を有し、4倍速の一般のドライブと同様の機能を果たす。多少大きめのフロッピー・ディスクと言った外観のＰＤ－ＣＤキャリッジの価格は60～70Ｓドル。100ＭＨｚペンティアム・チップ、8ＭＢ－ＲＡＭ、1ＧＢ－ＨＤＤを装備したモニター／ＣＰＵ(中央処理装置)一体型の5226シリーズは初心者向きだが、テレビジョン・チューナーとＴＶイメージのカット＆ペーストが可能なソフトウェアーがセットになっている。
コンパックはまた“コンパチブル・バイ・コンパック”シリーズとしてスキャナー(200×400dpi)と一体のキーボードを発表した。486以上のチップを搭載したＰＣに対応した新製品の価格は約487Ｓドルだが、実際の市販価格はこれを10％ほど下回る見通しだ。同社は今後ジョイスティックやゲーム関連の装置を“コンパチブル・バイ・コンパック”シリーズに加える計画と言う。(BT:3/4)
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