1996-03-04 ArtNo.5168
◆<泰・馬>両国国営石油、共同開発区域のガス供給で合意
【バンコク】タイ石油公団(PAT)とマレーシアの国営石油会社ペトロナスは明日(3/5)、タイ湾の共同開発区域(JDA)で採取されたガスをPATに供給することに関する覚書に調印する。
今回の合意はJDAにおける探査活動が良好な成果を上げる中で実現したもので、関係者はJDAのガス埋蔵量はタイ湾全体におけるこれまでの生産量に匹敵する1000MMcfd(百万立方フィート日)の生産を維持するのに十分な量と見積もっている。目下タイ湾で生産されたガスはタイの電力生産の35%の燃料需要を賄っている。
これまでに掘削された3本の探査井の内ムダ1油井の掘削深度は7620フィート、ガス含有層は330フィート、天然ガス流出量は70MMcfd、ライト・コンデンセート採取量は726バレル、スリヤ1油井の掘削深度は6273フィート、天然ガス流出量は58MMcdf、ライト・コンデンセートの採取量は351バレル、チャクラワラ1油井の天然ガス流出量は58MMcfd、コンデンセート及び石油の採取量は946バレルとなっている。(MBT:3/2)
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