1996-03-02 ArtNo.5147
◆<馬>プロドゥア/プロトンDRB、相次ぎ新車を市場投入
【クアラルンプル】プルサハアン・オートモビル・クドゥアBhd(プロドゥア)とウサハサマ・プロトンDRB(USPD)はそれぞれ3月6日と3月30日に新国産車を発表する。
これによりマレーシアはフルレーンジの国産車を製造する目標に更に接近することになる。プロドゥアが製造する850CCの初の国産バンは今年末に市場投入される。価格は後部にサイドウィンドーが有るか、ないかにより3万-3万9000Mドル前後となる。既に1700台の注文が寄せられており、年間生産量は当面4000台だが、6万6000台まで拡大される。他方、USPDのプロトン・シトロエン・カーは3つのモデルから成り1100CCモデルは3万4000Mドル、7月発売予定の1400CCモデルは3万8500Mドル、1500CCのディーゼル・エンジンを搭載したモデルは3万9500Mドルで、これらはマハティール首相により正式に命名される。
第1国産車メーカーのプロトンはままだハイエンジン・キャパシティー車の製造に乗り出すか否か明らかにしていないが、消息筋はディバーシファイド・リソーシズBhdの傘下に入った同社が、新体制の下にこの種の大型車の製造に乗り出す可能性は小さくないとしている。(NST:3/1)
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