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1996-03-02 ArtNo.5142
◆＜星＞テレコム、衛星通信事業ＡＰＭＴにＵＳ＄４２００万投資
【シンガポール】シンガポール・テレコム(ｼﾝｸﾞﾃﾙ)は総コスト6億4000万米ドルの衛星移動体通信事業アジア・パシフィック・モービル・テレコミュニケーションズ・サテライト(APMT)に4200万米ドルを投資する。
シングテルのホー・シャウホン衛星通信事業開発担当課長が社内誌キーラインズ上で明らかにしたところによれば、同社はシンガポール・テクノロジーズ・テレメディアと対等出資によりＡＰＭＴの3分の1のシェアを占め、中国企業4社が残りの3分の2を分担する。同持ち株比率からすれば、シングテルのＡＰＭＴへの投資額は3000万Ｓドルとなるが、同社は別にサテライト・ゲートウェイ、トランスミッション、交換機等の設備に1200万米ドルを投資する。しかしアジア・モービル・テレコミュニケーションズ(ﾀｲﾗﾝﾄﾞ)が既にＡＰＭＴへの出資契約に調印している他、三菱商事も同プロジェクトのサービス・プロバイダーになることに関心を寄せている。ＡＰＭＴは向こう2年間にインドシナ諸国、台湾、日本、韓国のサービス・プロバイダーと同様の契約を結ぶ計画だ。ＡＰＭＴは同時に1万6000通話の処理が可能で、アジア太平洋地域の200万人の需要に応じられると言う。(BT:3/1)
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