1996-03-01 ArtNo.5135
◆<馬>テクノロジー・パーク、99%完成:科学技術環境相
【クアラルンプル】テクノロジー・パーク・マレーシア(TPM)は既に99%完成、TPM管理事務所も今週中に同パーク内に移転される。
スラゴール州ブキ・ジャリルにおける総コスト2億300万MドルのTPM第1期工事は当初昨年6月の完工が予定されていたが、今年1月末に延期された。同パークを28日視察したロー・ヒエンディン科学技術環境相によると、工事の遅延はセメント及び労働者の不足に加え、一部のビルの設計が変更されたためだが、TPMは今のところ工事請負業者から完工期日の一層の繰り延べについて正式の申請を受け取っていない。仮にその種の申請がなされれば、TPMはその理由を調査する。しかしながらMimos、Iris、Measat等のビルの建設はスケジュール通り進んでいると言う。
TPMのモハマド・サレー・イスマイル所長(MD)によると、TPMは既に80社とテナント契約を結んでおり、内65%は地元企業で占められている。同社は年内にテナント契約者の数を100社に拡大する計画だ。イノベーション・ハウスには30社、インキューベーション・センターには42社、エンタープライズ・ハウスには40社の収容が可能だが、これまでに400社以上から入居申請を受けている。TPMは今年6月までに法人化されると言う。(MBT:2/27)
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