1996-02-24 ArtNo.5053
◆<星>昨年末のオフィス稼働率下降、工業不動産は堅調維持
【シンガポール】昨年第4四半期の民間オフィス・スペースの入居率は90.2%と3.9%ポイント下降。同期の公共オフィスの入居率は93.8%で、この結果両部門を通じた入居率は94年初以来最低の91%(3%ポイント下降)となった。
都市再開発局(URA)の発表によれば、これは昨年第4四半期に22万8000平米のスペースが新規供給されたためで、ミレニア・タワーとサンテク・シティー・タワー1/タワー2だけで15万3300平米の新規スペースが追加された。1995年末の公共・民間オフィス・スペースは各105万平米、380万平米となった。
昨年第4四半期の工場、倉庫スペースの稼働率は97.4%と95.5%で、いずれも堅調を維持した。(BT,LZ,ST:2/23)
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