1996-02-24 ArtNo.5051
◆<星>経済開発局、KLとのウエハー・ファブ誘致競争に楽観
【シンガポール】シンガポールのウエハー・ファブ誘致計画がマレーシア政府の同様な計画により大きな影響は受けることはない。
マレーシアの政府投資会社、カザナ・ホールディングズがクダ州のクリム・ハイテク・パークにおけるウエハー・ファブ事業に出資を検討しているとの報道に関して、シンガポールの経済開発局(EDB)スポークスマンは以上の見通しを語った。それによると、世界各地でウエハー・ファブ事業が計画されており、2000年までには最大200ファブが建設される見通しだが、シンガポールがこれらの全てを収容することはできない。またEDBのターゲットは過去数カ月間にそれほど大きく変化していないと言う。
同スポークスマンはEDBが複数の企業と関係協議を進めている事実を再確認したが、その数はこれ以前に報じられた20社以上から10社未満に縮小したようだ。シンガポールは今後数年間に最大25のウエハー工場を擁することないなる見通しで、その投資額は450億Sドルに達する。シンガポールとマレーシア以外にウエハー・ファブの誘致を図っている国には米国、日本、韓国、台湾、タイ、中国が含まれるという。(BT:2/23)
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