1995-02-14 ArtNo.504
◆<馬>米国ニムバス、マラッカ州政府と軽飛行機製造合弁交渉
【マラッカ】マラッカ州政府は、米国ニムバス・エアクラフト・コーポレーションと8人乗り軽飛行機ニムバス650-8の合弁製造計画を協議している。
モハド・ジン首席大臣が11日にニムバス社幹部と会談後語ったところによると、州政府はバトゥ・ブルンダム・コンポジット・テクノロジー・パークにおける同合弁計画に強い関心を抱いているが、出資率や投資額等について一層の話し合いが必要とされる、州政府は地元参加率や技術移転を確保する狙いから51%の出資を望んでいるが、ニムバス社は49%をオファーした。また1haの用地における工場建設と試作機5機の製造費用にしては1000万米ドルは高額過ぎると州政府は見ている。5機中3機はマレーシア民間航空局の審査に供され、2機は米国連邦航空局に提出される。ニムバス社はまた地元エンジニア6人の養成を約束している。マツダ・ロータリー・エンジン2基搭載の同機の最高時速は255ノットで、同レベルの軽飛行機に比べ貨物積載スペースも大きい。1機当たりの価格は40万米ドル、年間125機を製造、70%は米国市場に輸出される。(NST:2/12)
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