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1996-02-23 ArtNo.5038
◆<星>ASJ社、トップ抵抗器メーカー目指す
【シンガポール】マネージング・ディレクターに就任後僅か1年で、地元抵抗器メーカーASJの営業額を当初の650万Sドルから1400万Sドルに倍増、黒字転換も達成したフォン・ヨーワイ氏(36)は、2年後には更に営業額を2倍の2800万Sドルに拡大する計画だ。
フォン氏によると、シンガポールは現在3億6000万~4億Sドルの抵抗器を日本や台湾から輸入しているが、60年代にAirco Speerの社名で発足したASJはこうした輸入品との厳しい競争の下で5年間に毎年15%の営業額の下降を記録した。大部分の部品を日本/台湾/米国からの輸入に依存するシンガポールでの抵抗器の製造は高くつき、また部品の補給に要する時間も生産を滞らせる。フォン氏はスペアー・パーツ・マネージメント・プログラムの立案や地元納入業者開拓を通じてこうした障害を克服した。第2の問題は納期で、5年前には1カ月に1度の納品でこと足りたが、今日ではウィークリーのデリバリーがライフサイクルとなっている。以前の経営陣はこうした状況への対応を怠り、ライバルに市場を明け渡してきたが、こうした点の効率も改善された。また最近のディスク・ドライブ産業のブームに対応し製品種類も多様化された。現在製品の3分の1はより小型で高感度なものに転換された。以前の製品の単価が2.50米ドルで有るのに対し、この種の製品の単価は5.50米ドルと言う。フォン氏は将来は同比率を40%に高める計画だ。目下年間40億ユニットの製品の3分2がAT&T、Adaptec、シーゲート、ディジタル、トムソン、クリエイティブ、アズテク等のシンガポールの顧客に納入されており、残りは欧州や米国に輸出されている。目下日系企業や台湾企業の納期は平均4週間だが、ASJはウィークリー・デリバリーの強味を活かして、さらに顧客ベースを拡大する方針で、また来年はマレーシアに工場を設けることも計画していると言う。(BT:2/22)
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