1996-02-22 ArtNo.5030
◆<馬>電線敷設会社MESB、KLSE二部上場目指す
【クアラルンプル】電線敷設会社MESB Bhdはクアラルンプル証取(KLSE)二部上場を準備するとともに、スリランカやインド市場開拓の機会も探っている。
MESBのアブドル・ハリム・イスマイル会長が16日催されたマレーシアン・インターナショナル・マーチャント・バンカーズとの公募幹事委託契約調印式後語ったところによると払込資本1999万9000Mドル、授権資本2500万Mドルの同社は目下両国進出に向け1、2のパーティーと初歩的な交渉を進めている。海底ケーブル、光ファイバー・ケーブル、地下送電線の敷設や極超短波鉄塔の建設も手掛ける同社は、これまでに半島マレーシア及びサバ州において総額1億5300万Mドルの11KV(キロボルト)、33KV、132KV、275KVの高架電線、1120キロ以上を敷設した実績を有する。また手持ち契約は1億3000万Mドルにのぼり、この他主にトゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)関連の2億Mドル相当のプロジェクトに入札している。1996年12月末締め年度には1039万6000Mドルの税引き前利益が望める。同社は傘下にメンテナンス・エンジニアリングSdn Bhd、メンテナンス・エンジニアリング・ワークスSdn Bhd、メンテナンス・エンジニアリング(サバ)Sdn Bhd、メンテナンス・キャピタル&デベロプメントSdn Bhd、ダナウ・イルハムSdn Bhd、クリスタル・ユナイテッドSdn Bhd、サガタシアSdn Bhdの7社を擁する。(NST,MBT,STAR:2/17)
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