1996-02-22 ArtNo.5028
◆<馬>PWEインダストリーズ、サラワク製紙事業に出資
【クアラルンプル】バクン水力発電プロジェクトのダム建設現場で伐採された廃材を利用してサラワク州ビントゥルに30億Mドルを投じて建設される予定のパルプ・製紙工場にはティン・ペックキイン氏傘下のPWEインダストリーズBhdが45%出資する。
バクン発電事業の推進役を務めるEkran Bhdのティン・ペクキイン会長が16日語ったところによれば、スマトラのパートナーが残りの55%を出資する合弁会社はサラワク州のNCR(ネーティブ・カスタマリー・ライト)住民にアカシア栽培を通じたプロジェクトへの参加を求める。アカシアの栽培は1エーカー当たり年間1000Mドルの収入が見込め、油椰子栽培よりも経済性に富んでいる。サラワク州には150万haのNCRランドが存在するが、大部分が放置されたままになっていると言う。(STAR:2/17)
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