1996-02-22 ArtNo.5023
◆<星>ウィン・タイ等、香港九龍鉄道駅開発事業第1期工事獲得
【シンガポール】シンガポールのウィン・タイ・ホールディングズ(WTH)、ストレーツ・スチームシップ・ランド(SSL)、シンガポール・ランド(SL)、タマセク・ホールディングズ、香港のライ・スンデベロプメントCo、ワールドワイド・インベストメント等から成るコンソーシアムは香港の九龍鉄道駅周辺の大型住宅開発事業の第1期工事契約を、77億HKドル(S$14億)で落札した。
WTHが先週発表したところによれば、総戸数1776戸、総床面積160万平方フィートの38階建てアパート・ビル6棟、1332台収容の駐車場等が開発されるプロジェクトは今年年央に着工され、1999年第4四半期の完成が目指される。香港のマス・トランジット・レールウェイ・コープ(MTRC)は3週間以内に正式契約を発注する見通しで、コンソーシアム・メンバーの投資率や契約の詳細はその際明らかにされる。開発コストは一部が銀行借り入れにより賄われる他、WTHが2億2100万Sドル、SSLが7100万Sドル、SLが5300万Sドルを拠出する。MTRCは別に総額710億HKドル相当の商業/住宅開発工事6件を発注する予定で、これらには香港における最高層ビルとなる88階建てホテル/オフィス・ビルも含まれる。(ST,BT:2/17)
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