1996-02-17 ArtNo.5021
◆<比>豪州BICCケーブル、スービクにA$2千万投資
【シドニー】オーストラリア最大のケーブル製造会社メタル・マニュファクチャーズLtdは水曜、シンガポール拠点の子会社BICCケーブルズ・アジア・パシフィックを通じてフィリピンのスービク湾に2000万Aドル(S$2140万)を投じ、データ・ケーブル製造施設を建設すると発表した。
Glen Dudleyメタル・マニュファクチャー専務(MD)兼BICCケーブル会長によると、BICCケーブルが100%出資する同工場では、コンピュータ、データ及びストラクチャー・ワイアリング・システム(主にLAN用大容量データ通信ケーブル)用の特殊ケーブルを製造する。同社はマレーシア、中国、タイ、韓国、フィリピンを域内市場開拓の最初のターゲットとしており、スービクに工場建設を決めたのは米国海軍基地での就業経験を有する英語を解する熟練労働者が見込め、また域内市場の中心に位置するためと言う。(BT:2/16)
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