1996-02-17 ArtNo.5011
◆<星>キャマリン、スンバワン/ホンリョンと投資会社設立
【シンガポール】マレーシア・ホンリョン・グループ傘下のファースト・キャピタル・コーポレーション(FCC)に率いられるコンソーシアム、キャマリンPte Ltdがシンガポールのホンリョン・グループと手をつなぎ域内投資会社デルハム・インベストメンツPte Ltdを設立した。
FCCの発表によれば、デルハムの授権資本は10万Sドル、払込資本は100Sドルで、域内の投資機会やプロジェクトを物色する。新会社にはキャマリンが74%、スンバワン・コーポレーションの完全子会社スンバワン・ベンチャーズとホンリョン・カンパニー・マレーシアBhd完全子会社のホンリョン(ネーデルランド・アンティルズ)(HLNA)が各8%、シンガポール・ホンリョンLtd完全子会社のHLセンチュラ・インベストメントPte Ltdが10%出資する。FCC、スンブフードPte Ltd、ストレーツ・マリタイム・リーシングPte Ltd、サリム・グループ傘下のKMPから成るキャマリンは食品飲料会社ヨーヒャップセンの買収に失敗後、オーストラリアの上場会社ナショナル・フードの権益を買収している。シンガポール/マレーシアのホンリョン・グループが手を組むのは、やはり失敗に終わった昨年のテネト・ヘルスケア・コープ権益買収計画以来のこと。(ST,BT:2/16)
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