1995-02-14 ArtNo.500
◆<星>軽便鉄道建設に日系コンソーシアム等13チームが入札
【シンガポール】地下鉄(MRT)システムを補完する大衆交通手段としてブキパンジャン(A)とボナビスタ(B)両地区に導入が計画されている軽便鉄道(LRT)の敷設工事に日本企業を含む内外企業のコンソーシアム13チームが入札している。
海外のLRTシステム視察に赴いたマー・ボータン運輸通信相に随行した地下鉄公社(MRTC)のウェスリー・ダランジョ会長が先週金曜フランクフルトにおける記者会見で明らかにしたこれら13チームとは;1-1)三菱重工業/住友商事/大林組/ユナイテッド・エンジニアーズ/TIBSインターナショナル(B)、1-2)三菱重工業/川崎重工業/住友商事/大林組/ユナイテッド・エンジニアーズ/TIBSインターナショナル(A)。2)AEG Tpnシステム/ガモン(A/B)。3)オティス(B)、4)マトラ・トランスポート/ヒュンダイ-クーン/イントラコ(A/B)。5)SNCラバリン・インターナショナル・インク/ボンバーディア・インク/スンバワン・エンジニアリング(A/B)。6)AEG Gmbh/テイラー・ウッドロー・インターナショナル/ケッペル・エンジニアリング(AB)。7)STIC/ソウルSA/新潟鐵工所/SBS(A/B)。8)シンガポール・シップビルディング&エンジニアリング(B)。9)Intamin AG/ジェネラル・エンジニアリング/チュアン・ジュー(AB)。10)シーメンス/L&Mグループ・インベストメント/NTUC(A/B)。11)中国鉄道省ザ・セコンド・サーベーイング・アンド・デザイニング・インスティテュート(A/B)。13)神戸製鋼所/ジュロン・エンジニアリング/AEGマグネット・バー。13チームは高架ケーブルからリニアモーターまで各種の方式を提案しており、コストは3億Sドル前後、2路線はいずれも3年内に完成される予定だ。入札審査は2段階に分けて進められ、契約は今年半ばに発注される。第1段階では交通問題の解消等に関するコンセプトが問われ、3乃至4チームが選ばれる。2次選考では工費、運賃、営業コスト等が問われる。(ST,BT,LZ:2/13)
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