1996-02-15 ArtNo.4980
◆<星>大丸、リャン・コート店改装/郊外店増設計画
【シンガポール】大丸シンガポールはリャン・コート・ショッピング・センターのフラッグシップ店に500万~700万Sドルを投じて改装を加えるとともに、郊外店舗を増設する計画だ。
大丸シンガポールの吉田重役(MD)によると、リャン・コート店の改装工事は7月前後に着工され、10月の完工が目指されている。これまで通りワン・ストップ・ファミリー・ショッピングのコンセプトが維持されるが、メンズ、レディーズ、子供用品売場を拡張、低マージンの家電/家庭用品/家具売場は縮小、ツーリスト向け土産物売場は排除される。これによりメンズ、レディーズ、子供用品の売上を営業額全体の45-55%に引き上げ、2年来の赤字経営からの脱却を図る。リャン・コート店の昨年の営業額は1億500万Sドル、好調な郊外店舗ジャンクション8のそれは3500万Sドルだった。同社は郊外に3万2000~5万4000平方フィートの新店舗開設を計画している。大丸シンガポールにはウーテーラム・グループが51%、ゴー・チェンリャンPte Ltdが24%、大丸が25%出資している。(BT:2/13)
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