1996-02-15 ArtNo.4975
◆<星>製造業、今年上半期の業績に楽観
【シンガポール】シンガポールの製造業界は概して今年上半期の業況に楽観的見通しを抱いている。
経済開発局(EDB)が昨年12月から今年1月の間に製造業企業190社を対象に調査したところ上半期の業況に楽観的見通しを抱く者が全体の33%を占め、悲観的見通しを抱く者の比率14%を19%ポイント上回った。残りの53%の者は変化なしと答えており、1年前の調査結果とほぼ同様な傾向を示している。部門別に見ると電子、機械、電機、セメント、化学製品業界が一般に楽観的で、石油精製、繊維、印刷・出版、食品・飲料業界に悲観的見通しが目立った。電子業界ではディスク・ドライブ部品業界が輸出増を予想したのに対して、消費者用電子部門はやや悲観的。機械部門は受注増を予想、特に半導体チップ製造機器の需要増を期待している。(ST,BT,LZ:2/13)
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