SEAnews 1996-02-13 ArtNo.4969

【クアラルンプル】マレーシア技術開発公社(MTDC)は域内のハイテク中小企業への投資を専門に手掛けるリージョナル・ファンドの設立を準備している。
アヌアルＭｄノール主任(CEO)によると、ＭＴＤＣはこれまでに2つの投資ファンドを設立している。これらはマレーシアン・テクノロジー・ベンチャー・ワン(MTV-1)とマレーシアン・テクノロジー・ベンチャー・ツー(MTV-2)で、ＭＴＤＣとサンフランシスコ拠点のマーチャント・バンクHambrecht & Quistの合弁会社ＭＴＶワンSdn Bhd及びＭＴＤＣとブミプトラ機関投資家の持ち株会社ＭＴＶツーSdn Bhdが、運用に当たる。同社は現在エンジニアとサイエンティスト20人を含む40人のスタッフを擁するが、近く70人に増員する。ＭＴＤＣには大蔵省が29.12％出資、この他の株主にはプルモダラン・マレーシアBhd、ペトロナス、バンク・インダストリ(M)Bhd、サイム・ダービーBhd、ホンリョン・グループ、ゴールデン・ホープ・プランテーションBhdが名を連ねている。(MBT:2/12)