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1996-02-12 ArtNo.4953
◆＜馬＞ＬＧエレクトロニクス、需要見込めるまで工場進出保留
【クアラルンプル】韓国のＬＧエレクトロニクス・インク(LGEI)は需要が期待するレベルに達するまでマレーシアへの工場進出は考えない。
ゴールドスター商標の家電製品を製造しているＬＧＥＩのキーＨ.スー重役(ｱｼﾞｱ営業担当MD)が9日語ったところによれば、同社はインドネシア、タイ、ベトナムにカラー・テレビジョン(CTV)と洗濯機の工場を設けているが、両品目はこれらの国でトップのシェアを占めている。現状ではマレーシア市場は独自工場を設けるには小さすぎる。しかしＬＧグループはペナンに10億米ドルの半導体工場を設けると言う。ＬＧＥＩはこの日、Setron (M) Bhdに替えDRB-HICOMグループ傘下のスコット＆イングリッシュ・エレクトロニクスSdn Bhd(S&EE)を向こう3年間のマレーシアにおけるディストリビューターに指名した。しかしSetronは引き続き、ゴールドスター製品の組立業務を手掛ける。Ｓ＆ＥＥによると、ゴールドスター製品は大型冷蔵庫、ＣＴＶ、ビデオ・カセット・レコーダー、エアコン領域ではトップ・セラーに属し、昨年同社は300－800リットルの冷蔵庫完成輸入品2万台以上、ＣＴＶ3万5000台を販売した。今年の冷蔵庫販売は4万台が見込まれ、同社は向こう3年間にゴールドスター製品の年商を1億Ｍドル以上に引き上げる。現在ゴールドトロンのＣＴＶ市場のシェアは8位だが、3年内にＣＴＶを含む2品目でトップ3入りを目指すと言う。(STAR:2/10)
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