1996-02-10 ArtNo.4941
◆<比>Astron、セブ銅鉱山のリハビリテーション引受
【マニラ】マレーシアのビジネスマン、ダト・マシャサフアン氏に率いられるサフアン・グループ傘下のAstronは1994年の浸水で閉山に追い込まれた東南アジア最大の銅鉱山のリハビリテーションを原則的に引き受けた。
Astronはフィリピン企業アトラス・コンソリデーテッド・マイニング・アンド・デベロプメント・カンパニーとセブのカルメン銅鉱山の開発と経営に関する初歩的合意書に調印した。同合意の下、Astronは少なくとも3000万米ドルを投入し、採鉱活動を再開、銅の売却収入はアトラスと50:50の比率で分配する。当面日産1万5000トンの水準を回復、更に24カ月以内に日産3万2000トンのレベル達成を目指す。カルメン鉱山の銅埋蔵量は2億800万トンと見積もられ、含有率は0.41%、副産物として金銀も産する。(ST:2/9)
|