1996-02-09 ArtNo.4921
◆<馬>NTT、スーパー・コリドー支援で専門チーム設置
【東京】日本電信電話(NTT)はマレーシアのマルチメディア・スーパー・コリドー事業のマルチメディア・アプリケーションを立案するため専門チームを組織する。
NTTスポークスマンが7日語ったところによると、児島社長に率いられる同社の3人の代表は、マレーシア側の招きで月曜にマハティール首相と会見、マルチメディア施設の開発に関する協議を行った。マレーシアはクアラルンプル・シティー・センター、プトラジャヤ、KL国際空港を結ぶ15キロ×40キロ四方のマルチメディア・コリドーの開発を計画、この内プトラジャヤをインテリジェント・シティーとして開発するアプリケーションは地方政府機関への応用や他の途上国への輸出も計画されている。マハティール首相はNTTが同プロジェクトに如何なる協力ができるかに関心を表明、NTTはそこで専門チームを設けて問題を検討する方針を決めたと言う。NTTはタイやインドネシアでも類似のプロジェクトを手掛けているが、マレーシアには既に基本インフラが備わっているため、協力は異なるレベルのものとなる。しかしながらまだ初歩的段階に有るためプロジェクトのコストやNTTが地元パートナーと合弁を組むかといった問題を語ることはできない。またマレーシア政府に提出する報告の日限は特に定められていない。しかし数週間以内にマレーシア政府から公式のコンタクトがあるはずと言う。(NST,BT:2/8)
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