1996-02-05 ArtNo.4870
◆アラブ・マレーシアン、<柬>発電プロジェクト獲得目指す
【クアラルンプル】アラブ・マレーシアン・デベロプメントBhd子会社のアラブ・マレーシアン・ベスト&クロンプトンSdn Bhd(AMBC)はカンボジアにおける見積もりコスト4000万米ドルの世界銀行支援電力事業への参画を目指している。
AMBCのアブドル・ガファル・ラムリ重役(MD)が2日催された電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)との654万Mドルの11KV変電所建設契約及び6927万Mドルの132KV変電所建設契約の調印式の席上語ったところによれば、同社は域内進出の第1ステップとしてカンボジアを選んだ。プノンペン近郊における送電/配電システムと複数の変電所の建設に関わる同プロジェクトの入札は3月15日に締め切られる。同社は1987年に設立されて以来TNBから5億1800万Mドルの契約を獲得、内2億Mドル分を既に完成している。今年3月末締めの営業額は1億Mドル、来年度のそれは1億2000万~1億5000万Mドルが見込まれると言う。(NST:2/3)
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