1996-02-05 ArtNo.4868
◆<越>外資系銀行23行中12行が黒字、10行が損失計上
【ハノイ】ベトナムは昨年外資系銀行9行に営業ライセンスを発行、この結果外資系銀行の総数は23行となった。内19行は外資100%で、4行は内外資合弁となっている。
ベトナム中央銀行が2日発表した調査報告によれば、これらの銀行中12行が利益を計上、10行は損失を計上した。残りの1行は先月営業を開始したばかり。中央銀行はまた業績、経営、銀行業務の上からこれらの銀行にカテゴリー1、2、3の三段階の評価をつけており、カテゴリー1にはANZ(オーストラリア/ニュージーランド)、クレディ・リヨネ(フランス)、チンフォン(台湾)、シンハン(韓国)、VIDパブリック・バンク(マレーシア)が、カテゴリー2にはインドスエズ、BFCE、INGバンク、スタンチャート、シティバンク、タイ・ミリタリーが名を連ねている。カテゴリー3は新設銀行もしくは経営に問題を抱えているものと言う。(NST:2/3)
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