1996-02-05 ArtNo.4863
◆<馬>台湾東雲、サラワクにUS$30億油化工場計画
【クアラルンプル】台湾のTunTex(東雲)グループはサラワク州に30億米ドルを投じて油脂化学工場を設ける可能性を研究している。
アフィフディン・オマル副蔵相が2日語ったところによると、同相は東雲会長からサラワク州への投資の関心を表明するとともに、石油供給を受ける可能性を問う書簡を受け取り、アバン・アブバカル総理府相に伝達した。目下総理府経済計画局(EPU)が同提案に検討を加えており、総理府はまたペトロナスとも協議するものと見られる。政府はパハン州を油脂化学工業地に指定しているが、同プロジェクトは少なくとも500haの土地を必要とし、ビンツル、ミリも候補地と言える。仮に実現すれば東雲にとってタイにおける60億米ドル石油事業に次ぐ、第2の海外投資事業になると言う。(NST:2/3)
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